高文連について

宮城県高等学校文化連盟について

高文連について

会長あいさつ

撮影 小島美樹
(おだじま写真事務所代表・宮城野高美術科5回生)

 宮城県高等学校文化連盟は,県内高等学校の文化芸術活動の健全な発展を図ることを目的として,平成元年に9専門部で発足し,同11月に設立総会を行いました。現在,23専門部と7支部,そして定通部をもって本県の高文連は構成され,活動を展開しております。

 本県においては,平成29年度に「第41回全国高等学校総合文化祭」(みやぎ総文2017)が開催されました。全国から2万人を超える高校生が来県し,日頃からそれぞれの活動の中で培った感性や技能を持ち寄り,高いレベルで競い合い高めあいました。そこで得られた貴重な財産を継承発展するのも大事なミッションと考え,活動を推進してまいります。

 付け加えて,今年度からは,宮城県高等学校体育連盟の鈴木秀利会長の協力を得て,高文連と高体連の会長が、相互の連盟において副会長に就任し、スポーツと文化活動を分け隔てなく、すべての高校生を支えていく体制を創ってまいります。両連盟が連携を深め,高校生の教科外活動での学びの幅を広げ,教育の本質であるホリスティックな育成を支えていくことが大切だと考えております。

 近年,スポーツ活動の文化としての特長が注目されてきております。若い世代にとって,優れた文化芸術は心の糧であり,人間性を豊かに育むために欠かせないものです。本連盟の様々な取組を通じて,高校生の文化芸術活動の一層の活性化と充実発展を図り,その活動の様子を広めてまいりたいと考えております。

宮城県高等学校文化連盟 会長       
宮城県高等学校体育連盟副会長       
宮城県宮城野高等学校  校長   早坂重行
 

>>会長 プロフィール

 

趣旨と基本方針

文化は人間を高らしめ,芸術の発展は人間に広がりをもたすといわれている。多感な高校生活の中で,生徒達に青春の喜びと輝きを体験する場をあたえることを重視し,21世紀の担い手となる本県の高校生達に,発表と参加と交流の機会をひろげながら,各校の文化活動の育成と,新しい目の掘り起こしを目指す。

>> 令和6年度活動方針

 

シンボルマーク

シンボルマーク

直線は燃えあがる情熱,頂点は輝く理想を表す。円は煌く個性。全体的に「MIYAGI」の「M」の文字と炎を組み合わせ,芸術の発展,活性化を表す。
デザイン:小野寺 文(気仙沼西高等学校2年)
1994年10月12日 宮城県高等学校文化連盟拡大理事会において制定

 

会費について

 宮城県高等学校文化連盟は、高校生の芸術文化活動を支援することにより、高校生の健全な育成に資することを目的とした組織です。高校生の文化活動の向上のために、全国高等学校総合文化祭派遣事業や県高等学校総合文化祭の開催をはじめとした高校生の芸術文化活動に関する諸事業や、研修会・講習会、調査・研究などを行っています。

 また、高等学校文化連盟は、高等学校体育連盟、高等学校野球連盟とともに部活動にも積極的に取り組んでおり、全国高等学校文化連盟の分担金を負担することで、県内部活動の優れた実績を全国の場で発表する機会も得ています。

 現在、県内の各加盟校では全日制生徒400円、定時制・通信制・特別支援学校高等部生徒200円の年会費のご協力をいただいております。他県同様、学校規模に応じて会費を負担いただくことで、高等学校全体の文化活動を支え、財政的に基盤の弱い学校や、経済的に恵まれない生徒にも安心して部活動に取り組める環境を整えています。ご協力いただいた会費は、全国高文連や東北高文連への負担金、会議費や通信費などの事務局費、県高等学校総合文化祭や各支部・専門部等の事業運営費、機関紙や集録等の発行費、全国大会出場に係る補助費や文化活動への助成などに充当しています。なお、県高文連事務局では、令和5年度より外部の税理士法人と監査契約を結び、さらに透明性の高い厳正な会計処理を徹底する努力を重ねています。

 今後とも、高校生の芸術文化活動を支援し、実り豊かな教育環境を維持・発展させるため、高等学校文化連盟の活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

主な年間行事

事業名 期日 会場 内容
第48回 全国高等学校総合文化祭
岐阜大会派遣事業
7月31日(水)~8月5日(月)   開催部門県代表生徒の派遣
高文連ニュース 第34号 10月4日(金) 発行   機関紙
第31回 宮城県高等学校総合文化祭 総合開会式
10月19日(土)~20日(日)
こもれびの降る丘遊楽館 式典 ステージ発表
展示(美術・書道・写真・新聞・工業)
部門別開催
9月~1月
県内各会場 専門部の発表会・コンクール・競技会
宮城県高等学校文化連盟賞 表彰式 令和7年2月14日(金) ホテル白萩 顕著な活動・成果を修めた 生徒の表彰
みやぎ高文連年報 33号 令和7年3月17日(月) 発行   年間集録

    

沿革

期日 事業名
昭和62年 関係団体代表者による「宮城県高等学校文化連盟」(以下,県高文連)設立の検討
昭和63年 宮城県高等学校文化連盟設立協議会(以下,「設立協議会」)議長就任
全国高等学校文化連盟(以下,全国高文連)への加盟方針も決定
(設立協議会参加関係団体:音楽,書道,美育,合唱,吹奏楽,演劇,囲碁)
平成元年4月 「設立協議会」を「宮城県高等学校文化連盟設立準備委員会」(以下,「設立準備委員会」)と改称
平成元年6月 「設立準備委員会」に,視聴覚研究会,将棋連盟の両関係者が参加
平成元年11月 県高文連設立総会開催 9専門部(演劇,合唱,吹奏楽,音楽,美術,書道,放送,囲碁,将棋)
6支部(仙南14校,仙塩39校,石巻11校,大崎12校,栗原・登米10校,本吉9校) 事務局を宮城県仙台第二高等学校に置く
平成2年6月 評議員会にて,理科専門部,英語専門部の設置を承認(計11専門部)
平成2年12月 第1回財政検討委員会開催
平成3年4月 広報誌「高文連ニュース創刊号」発行
平成3年5月 事務局を宮城県工業高等学校に置く
平成4年5月 事務局を宮城県利府高等学校に置く,評議員会にて,写真専門部,工業専門部の設置を承認(計13専門部)
平成5年5月 評議員会にて,小倉百人一首かるた専門部,日本音楽専門部,ダンス・バトントワリング専門部の設置を承認(計16専門部)
平成5年11月 臨時評議員会にて,在籍生徒数に応じた学校負担金額に改定
平成6年10月 拡大理事会にて,県高文連シンボルマークを制定
第1回宮城県高等学校総合文化祭総合開会式を開催(以後,毎年開催)
平成7年2月 県高文連年間集録「みやぎ高校画報」を写真専門部との共同事業として発行(以後,毎年発行)
平成7年5月 事務局を宮城県宮城広瀬高等学校に置く
定通部が正式に発足
平成9年5月 評議員会にて,表彰規程を制定
平成10年2月 宮城県高等学校文化連盟賞表彰式を挙行(以降,毎年挙行)
平成11年5月 評議員会にて,軽音楽専門部の設置を承認(計17専門部)
事務局を宮城県宮城野高等学校に置く
平成12年5月 評議員会にて,平成13年度に全国高文連が社団法人化されることを報告
平成13年11月 臨時評議委会にて,平成14年度からの会費値上げを決定
平成13年11月 評議員会にて,文芸専門部の設置を承認(計18専門部)
平成15年5月 第1回事業検討委員会開催
平成15年8月 第5回高校生文芸道場北海道・東北ブロック大会宮城大会を開催
平成15年10月 第10回県高総文祭を開催(宮城県民会館,仙台文学館)第5回高校生文芸道場北海道・東北ブロック大会宮城大会を開催(仙台文学館)
平成16年5月 評議員会にて,マーチングバンド・バトントワリング専門部の設置を承認(計19専門部)
「事業検討委員会」,「第19回全国高文連研究大会宮城大会に係る準備委員会」,「創立二十周年記念事業に係る準備委員会」を設置,第19回全国高文連研究大会宮城大会に係る積立基金創設,表彰規程一部改定
平成17年5月 評議員会にて,感謝状贈呈,功労賞表彰(以後,毎年実施)
規約一部改定(「美術専門部」を「美術・工芸専門部」に名称変更)
平成19年12月 第19回全国高文連研究大会宮城大会を開催
平成20年5月 第19回全国高文連研究大会宮城大会に係る積立基金の廃止
平成20年9月 第15回県総合文化祭にて創立20周年記念式典挙行
平成21年5月 評議員会にて、宮城県高等学校総合文化祭開催基準要項を承認
平成21年10月 第16回県高総文祭を仙塩支部主管で開催 県高総文祭ローテーションがスタート
平成22年6月 第17回県高総文祭を栗原・登米支部主管で開催 総合開会式初めて仙台市近郊を離れる
平成22年10月 初めて県高総文祭重点開催を仙南支部主管で実施
平成23年6月 評議員会にて,東日本大震災の対応として会費の免除措置
本吉支部での重点開催中止を決定
平成26年5月 評議員会にて,新聞専門部,弁論専門部,郷土芸能専門部の設置を承認(計22専門部)
平成27年5月 第十四代会長 伊東玲子 氏(宮城県宮城野高等学校長)が就任
平成27年5月 評議員会にて,商業,吟詠剣詩舞,特別支援学校,ボランティア専門部の設置を承認(計26専門部)加盟校100校
平成27年6~1月 第22回県高総文祭を開催(多賀城市文化センター,各部門会場)
平成28年5月 評議員会にて,支部再編案を承認(松島高・塩釜高・多賀城高・利府高・貞山高は石巻支部へ,石巻支部は東部(仮称)支部に名称変更、仙塩支部は仙台北支部と仙台南支部に分割(平成30年度から適用)、加盟校101校, 会費値上げ(全日制¥300→¥400,定時制・通信制¥100→¥200),全国高等学校総合文化祭派遣規程を改定, 宮城県高等学校総合文化祭総合開会式の開催順序を決定
平成28年5~1月 みやぎ総文2017プレ大会を第23回県高総文祭として開催(仙台サンプラザ),各部門は全国大会と同会場で開催
平成29年2月 県高文連賞表彰式(仙台サンプラザ)[個人9部門31人,団体10部門355人,合計386名に授与]
平成29年5月 評議員会(ホテル白萩) にて感謝状贈呈,功労賞表彰。 熊本地震への募金報告
全国高等学校総合文化祭への派遣規程を再改定 参加負担金の宮城県高文連負担を承認
平成29年7月31日~8月4日 第41回全国高等学校総合文化祭を県内9市1町で開催
平成29年8~1月 各専門部部門別開催 各会場
平成30年2月 県高文連賞表彰式(ホテル白萩)[個人12部門44人 団体12部門265人,合計309名に授与]
平成30年5月 第十五代会長 遠藤吉夫 氏(宮城県宮城野高等学校長)就任
平成30年5月 評議員会(ホテル白萩) にて,規約改定(「音楽」→「器楽・管弦楽」,「石巻」→「東部」,「支部長6」→「支部長7」), パレード出場校への宿泊費補助,協賛部門への補助を承認,特別支援学校専門部とボランティア専門部を廃止,文化活動基金の設置を承認
平成30年6~1月 第25回県高総文祭(総合開会式(こもれびの降る丘 遊楽館),各部門会場)
平成31年2月 県高文連賞表彰式行(ホテル白萩)[個人9部門31人 団体11部門358人,合計389名に授与]
令和元年5月 評議員会(ホテル白萩) にて,会計規程改定(部事業費は前年度繰越分を引いた金額を交付)
令和元年6~1月 第26回県高総文祭(総合開会式(美里町文化会館,美里町近代文学館,美里町中央コミュニティセンター),各部門会場)
令和2年2月 県高文連賞表彰式(ホテル白萩)[個人8部門31人 団体12部門346人,合計377名に授与]
令和2年5月 評議員会は新型コロナ感染症の拡大のため書面決議,加盟校99校
令和2年10~1月 第27回県高総文祭 ※部門開催のみ,総合開会式は新型コロナ感染症の拡大により中止
令和2年12月 臨時評議員会(書面決議)にて,令和3年度会費半額を了承
令和3年2月 県高文連賞表彰式(ホテル白萩)[個人7部門29人 団体9部門128人,合計157名に授与]
令和3年5月 第十六代会長 佐藤誠 氏(宮城県宮城野高等学校長)就任
令和3年5月 評議員会(トークネットホール仙台)にて,令和6~11年の県高総文祭総合開会式の開催順序を了承,マーチング・バトントワリング専門部廃止,加盟校99校
令和3年10月~4年2月 第28回県高総文祭開催(総合開会式(白石市中央公民館・岩沼市民会館),各部門会場)
令和4年2月 県高文連賞表彰式、新型コロナ感染症拡大のため中止
令和5年5月 第十七代会長 早坂重行 氏(宮城県宮城野高等学校長)就任

 

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